Galicia旅行記1. Santiago
8月6日(日)〜14日(月)まで、スペイン北西部のガリシア地方に行ってきました。メインは13日(日)の結婚式だったんですが、それまで色々な場所を回ろうと、毎日移動の日々でした。
ガリシア地方と言ってもあまりピンとこないと思いますが、地理で勉強する「リアス式海岸」の「リアス」はこの地方のギザギザとした入江を意味するriaというスペイン語から由来しているんです。意外と身近な所にあるガリシア!後は、魚介類が美味しいこと、所謂普通のスペイン語(カステリャーノ語)とはちょっと違うガリシア語が話されていること、アイルランド等と同じケルト文明が栄えたことなど、色々な特徴があります。
今回はキリスト教徒の巡礼の旅で有名なSantiago de Compostela(以下Santiago)について。ここに最初に行きました。どうして巡礼の旅で有名かと言うと、「キリストの12人の弟子の一人であるヤコブが西暦44年にエルサレムで処刑され、その遺骨が二人の弟子によって聖地からスペインの西に運ばれた。彼らはガリシア地方のPadronに上陸し、そこから17km内陸のSantiagoにその遺骨を埋めた。」という伝説があるからなのです。この遺骨が西暦813年に宗教的生活を行う人々(隠遁者??)によって『再発見』されます。
この人達が輝く星を追っていたらたどり着いたことから、SantiagoはSantiago “de Compostela” (=ラテン語のCampus Stellaeから由来, field of the star)と呼ばれているのです。
というわけで、この地は西暦1000年には有名な都市となり、フランスから始まる巡礼ルートの終点が、このSantiagoになりました。中央の大聖堂の地下には聖ヤコブの遺骨を納めた棺があり、感動して泣いている人も目にしました。沢山のバックパッカーがこの街に向かって巡礼の旅を続ける様子はなかなか感動的でさえあります。もちろん、中にはキリスト教徒ではない人もたくさんいて、ウォーキング旅行を楽しんでいたりもします。宿屋も多いし、歴史的な建物もたくさん見られるし、なかなか素敵な夏休みの過ごし方だと思いますよ。
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From August 6 to 14, I went to Galicia, northwestern part of Spain.The main event was the wedding on August 13, but I fully enjoyed the trip over there.
To many of you, Galicia might not sound that familiar.The word “rias coast” describes a particular shape of coast (drowned river valleys) resulted by erosion accretion and reshaping with sea level rise, waves and various weather phenomena. This word originally comes from Spanish, and it meant the coast in Galicia.
What else about Galicia…? Delicious seafood, different language (but still quite similar to castellano which we call as “Spanish”), Celtic influence…
This time I’m going to write about Santiago de Compostela.
Why famous? Because, according to the myth, the corpose of Santiago Apóstol (St James) was transported in a stone boat from the Holy Land to the far side of Spain by two disciples after his execution in Jerusalem in AD 44.They landed at Padrón and buried Santiago in a spot 17km inland.
In 813 the grave was rediscovered by a religious hermit following a guiding star (hence ‘Compostela’, a corruption of the Latin campus stellae, field of the star).
By AD 1000 it was already a famous city, and the saint’s purported grave became a welcome rallying symbol for Christian and it became a goal for Christian pilgrims from all over Western Europe.I had the chance to see the grave (?) of St. James and many people deeply touched by the sight and cry.
It’s quite impressive to see so many backpackers walking over to Santiago.
Of course, there are not only religious Christians. Some people do it purely for passtime, for exercise, some for a cheap tour.Whatever the reason may be, Santiago’s compact old town filled with nice spots, bars and hotels/hostels will be a perfect place for summer.
サンティアゴ・で・コンポステラはいつか踏破してみたい道です。
Campus Stellaeという命名が密かにつぼだったりします。
バックパックで降るような星を見上げながら歩きたいなぁ
ヤコブはスペインまで行っていたんだね。
それにしても立派な聖堂だね。
いつか行ってみたいものです。
>ちかこちゃん
踏破するのはかなり大変みたい(私も足に包帯まいている人をいっぱい見たよ!)だけど、すごい達成感があることは間違いなしです。
こっちは空気が乾燥しているので星もよく見えるよ☆
>Hoffnungさん
是非是非、どうぞ!
ガリシア地方は海の幸もおいしいから、日本からの旅行者にはすごく良い所だと思うよ。
いろんな教会を見たけど、やっぱりSantiagoは格別だったよ。