独身さよならパーティー
先週土曜日に友達の「独身さよならパーティー(Despedida de Soltera)」に行ってきたので、それについて書きます。Soltero/aは「独身の人」という意味で、Solteroなら独身男性、Solteraなら独身女性の意味です。日本でももちろん結婚前に友達同士で祝ったりすると思いますが、スペインのこのお祝いはひと味違います。
- 伝統的には結婚式前日だけど、とにかく結婚前に「必ず」する。mustです。
- 夜通しする。普通は朝の5時位まで。
- 必ず「仮装」。
- 「結婚後はできない」ようなことをする。
- 新郎のお祝いは男性のみ、新婦のお祝いは女性のみ参加。
この男女を分けてする辺り、日本とはかなり違う気がしたけれどどうでしょうか。
というわけで、私たちの友達のお祝いが始まりました。私たちの仮装は「キャバレーのホステスとギャングスター」。新婦にはキラキラのドレス&キセル、私たちは黒Tシャツに白いネクタイ、黒い帽子というだけで、かなりシンプルな方。私たちが予約した場所はディスコをカジノ風に変えたような場所で、カナッペみたいな食事をつつきつつ、バーで飲み物を注文しつつ、渡されたお金チケットを使ってカジノで遊ぶという趣向。そのお金を最後に商品に替えられることになっていて、チケットが少なくなった人は「テスト」を受けに上の部屋へ。その「テスト」というのがくせ者で、「カラオケで歌を歌って踊る」とか「曲が止まったら身近な所にいる異性に抱きつく」とか風変わりなものがいろいろ。男性に至っては、「黒いブラジャーの女性を3人探して、その女性が外したブラジャーとその女性と一緒に写真を撮る」とか。。。日本ではこういうのって流行るのかな。。。
そして、真夜中からその場所はディスコのみに変わり、後は明け方まで踊るという感じ。それなりに楽しんだし、心行くまで踊れて良かったけど、個人的にはあのタバコの煙もうもうで大音響の部屋で5、6時間踊るのって・・・修行かな、と(^^;)
贈り物として、私たちから新婦の女の子に黒の下着セットとストッキング留めをプレゼントしました。このストッキング留め、スペイン語ではligaと呼ばれますが、青いligaはこっちの結婚式で花嫁さんがよく身につけるものなんです。知っている人は知っていると思いますが、欧米では結婚式で”something new, something old, something borrowed, something blue”の4つの物を身につけると縁起が良いとされています。で、この青いligaがちょうどそのSomething blueに当たる訳ですね。なので、「ストッキング留め」とは言え、今では装飾の意味しかありません。さらに、フランスやスペイン、メキシコの結婚式ではそのligaを花婿が皆の前で外すことになっているらしいです。さらにさらに!そのストッキング留めについているリボンを花婿が口に加えて引っ張るとか!これ、日本でやったら親や親戚が失神するだろうなぁ。。。
パーティーの内容に戻ります。「結婚後はできないようなこと」とは、、、今回私たちのケースでは特にありませんでしたが、よくある例としては、「女性グループが男性ストリッパーを招く(逆も然り)」「マドリッドの有名な俳優に来てもらう」「有名な俳優に仮装した人が登場」等だそうです。個人的には結婚前だから特別したいことでもないけれど。
あと、仮装で衝撃的だったのが、マリリン・モンローの格好をしている男性集団や、赤ん坊の衣装を着ている新郎、男性器をかたどった髪飾りを頭につけた新婦等々、何だかかなり強烈でした。
きょ、強烈。青いストッキング留めを新郎が口で引っ張るの、日本人の友人がやっていました。「え…ええ?!」という感じでしたが結構みんな受け容れていた。
それにしてもパーティでの仮装、すごいとこはすごいんだねえ。Harukiたちのはかわいい
。
なんつーか、やはりラテン系の人がこういうパーティーやるとホントに様になるね。そしてHarukiちゃんもなじんるね。
もう、すっかりスペインに馴染んじゃってますね
いつも日記に書いてくれる出来事も、日本との違いをコメントしつつ書いてくれているのでいつもふむふむ、と思いながら読んでます
仮装パーティーと書いてあったのでいつもとは違う雰囲気のHarukiさんをみれるかも、と思いましたがかっこよくまとめてましたね〜
白いネクタイがカワイイ
強烈!!過激!!
ぜひ参加してみたい〜
さすが情熱の国って感じですね〜
えー、楽しそう!
そしてはるきちゃんの仲間たち、みんなきれい。
「女性グループが男性ストリッパーを招く(逆も然り)」
は、あー、欧米っぽいねー!!と思ったけど
「有名な俳優に仮装した人が登場」は、
うちの部の忘年会を彷彿とさせて意外でした(笑)
>さらにさらに!そのストッキング留めについているリボンを花婿が口に加えて引っ張るとかダッシュ(走り出す様)
>これ、日本でやったら親や親戚が失神するだろうなぁ。。。
あはは、ありえないですね〜、日本では。でもスペインではご両親自身が結婚をされる前にこんな騒ぎをしているわけですよね?時代の差はあるでしょうけれど・・・だから平気な顔(?)して見ていられるんでしょうね。
新郎の会には男のみ・・・こっちはなんだか想像出来ないくらい悪い事してそうですね。かなりの確立でストリッパー呼んでますよ。(笑)だって女性側が男性ストリッパーを呼ぶくらいなんだから男性側にとっちゃそんな事は朝飯前な気がします。
Bachelor partyはスペインでもやるのね! 欧米では当たり前なのかな?
ロンドン在住時に二回出席したけど、二回とも男性ストリップショーと派遣DJがメインだったよ
あとにも先にも、男性のヒモパンに札をはさんだのはあれが初めてだったな…
私達の頃は、ラペルラという高級下着のフルセットとスケスケのネグリジェとかを花嫁にあげてました。
それにしても、みんなの仮装が素敵! 黒シャツ・白ネクタイがかなりシックでかっこいい!
>wcyさん
ありがとう!友達が衣装を準備している時、「お願いだから変なのだけはやめてー!」って頼んだ甲斐があったよ(笑)
でも、日本でもああいうストッキング留めの儀式をやるとは。。。日本人って、本当に順応性が高い?!
>こんちゃん
なじんでる?自分が参加すると自分のことは見えないから気にならないんだけど、やっぱり人目をひいてはいたらしいよ。
風にあたりに1人で外に出たりすると、やけに周りの人に話しかけられたりしたよ。
中には「中国人〜」ってからかってくる人もいて、そういう人には「アジア人を一まとめにするなー。あんたら、ポルトガル人と一緒か?」って行っちゃったけど。ふふ。
>マスミちゃん
新生活はいかが?だいぶ馴染んで来たかな??
そう、あまり派手な仮装じゃなくて、個人的にはホッと一息よ(^^;)
こっちに来て、日本と違うことがこっちでは常識だったりするのを見て、やっぱり自分の考えの土台は日本なんだな、って実感してます。
理論的にはどっちの方が良いって言えない状況でも、違いを楽しみつつしっかり芯は持っていたいな、って本当に思うよ。
マスミちゃんも今はそんな経験をいっぱいしている頃かなー。
>木綿子ちゃん
でしょー、情熱!
もう、激しすぎて途中からびっくりを通り越してたよ。
一部の子は小さい丸テーブルに乗ってダンスしてたし。
巨体の女の子がなぜかテーブルにうまく乗り上げてダンスしているのを見たときは、ちょっと唖然。
どうやって乗ったの?とも思ったけど、何よりもそういう丸々とした子が堂々と踊っている所に、ラテンのノリとスペイン女性の大らかさを感じてしまった(笑)
>ももちゃん
そうだよね、部の親睦会っていつも若手が命をかけてやってるもんね(爆笑)
ああいうの、ヨーロッパ ではくだらないと受け取る人も多いかもだけど、スペインでは意外とウケるだろうなって気がする(笑)
スペインって色々な部分で日本と似てる気がするなぁ。
はぷぎさん
どうも友達の話によると、このストッキング留めをはずすの、日本でもやっている人がいるみたいです。。。(wcyさんのコメントをどうぞ。)
でも、、、私は絶対できないですねー。親や親戚の視線が痛そう(笑)
>新郎の会には男のみ・・・こっちはなんだか想像出来ないくらい悪い事してそうですね。
ふふふ、してるみたいですねー。
スペインって、彼女がいても平気で男性にアタックする女の人も多いですし、この独身さよならパーティーで浮気をする男性もいるとか。。。
でも、こっちって結構相手の女の子にメロメロの男性も多いので、ストリッパー止まりならまぁ可愛い方かな、と思います(^_-)
あーや
おお、Bachelor Partyって言うんですね!
友達は、両親とレストランで食事をしていたら、近くの女性グループがそのパーティーを開いていていきなり男性ストリッパーが登場したらしく、「両親と一緒で、目が点だった。。。」って言ってましたよ。
普通のレストランじゃびっくりですよね。
La Perlaって聞いた事があります。セクシーな下着をプレゼントって、欧米だとどこも共通なんでしょうかねぇ。
皆、迷わず「下着」って言ってましたから。