友人来訪 2.マドリッド市内〜サッカー観戦
二日目は友人SとTと一緒にマドリッド市内観光。Tはその日にグラナダに向かうということで、バスの手配その他を手伝いに行きましたが、さすが旅行のベテラン。一人で駅に荷物を預けたり、バスの手配をしに別の駅に行ったり…と進めていたので、ほとんどすることがありませんでした。
お昼過ぎからバルが沢山あることで有名なLa Latina地区とマヨール広場(Plaza Mayor)近くのカーバ・バハ通り(Cava Baja)に。バルでは飲み物を頼んではおつまみを食べ…ということを4回位しました。特にバスク料理はおつまみ(バスク語ではピンチョス(pintxos)といいます)が手が込んでいることで有名なのですが、バスク料理のバルは食事の美味しさと量にびっくりでした。
もうお腹が一杯で何も入らない…と思ったところで美味しいハモン・イベリコのお店に…。しっかり平らげました。
その後はチュロスにも挑戦。 熱々のホットチョコレートにチュロスをひたすのに友人二人はひたすら感心していました。でも、さすがにチョコレートはこってりとしている上、チュロスは揚げ物、満腹以上にお腹が満たされました。
プラド美術館にも少し入って名画を鑑賞するものの、さすがに今朝到着したTは眠そう。ムリリョやベラスケスの絵画を背景に歩きながら眠っていました。途中からカフェでまったりおしゃべりをしました。
夜はAtlético de Madridのサッカーの試合を観に行きました。実は、私は今回がスペインに来てから初めてのサッカー観戦。サッカーファンの友人にはよく「マドリッドに住んでいたら沢山サッカーの試合が観られていいね。」と言われますが…人によるようです(笑)今回の試合はAtléticoとEspanyolの試合で、Espanyol側では中村俊輔がスタメン起用。そんなこともあり、良い機会と思ってチケットを買っておいたんです。ちょうど中央の線の近くの最前列。見晴らしの良さには我ながら感激してしまいました。
当日は本当に寒かったです。オープンスタジアムということもありましたが、気温も随分下がり、最後は座っていたひざが曲がったままで立つのも辛い程に。途中Tは半分眠りかけ、Sと私で「眠るなー、死んでしまうぞー!」と冗談半分に言っていました。
試合は、4-0でAtléticoの圧勝。Espanyolも中村もあまり良い所がありませんでした。日本人としてはちょっと残念だったかな。また、私たち日本人3人が最前列を取っていて目立ったせいか、スペイン人の中には、私たちを見つつわざと中村を罵倒している人達も・・・。日本だったら考えつかない程の罵倒っぷりにちょっと呆れてしまいましたが、まぁスペイン人はあまり悪意なく悪口を言うので、あまり気にしないことにしました。
そんなこんなで世も更け、皆で帰宅したのは11時半頃。友人Tは1時前に我が家を後にし、Sとは次の日にお別れ。あっという間でもうちょっと一緒に過ごしたかったですが、それでも久々に皆に会えて本当に嬉しかったです。皆色々なことに興味を持っていて、それぞれが色んな道に進んでいて、話していて楽しく、同時に沢山の刺激を受けました。改めて、こうして来てくれた友人に感謝です。