Haruki's way

〜スペイン・この不可思議な国〜

一時帰国 3.姪っ子との日々

ドレスの試着の場で。姉が子供二人を連れて一緒に見てくれました。今にも走り出しそうな姪っ子。。。

ドレスの試着の場で。姉が子供二人を連れて一緒に見てくれました。今にも走り出しそうな姪っ子。。。

今回の旅の目的の一つは姉の娘達、1歳4ヶ月と4ヶ月の姪っ子達に会うことでした。一人目の赤ちゃんが生まれたのは去年の2月。そして、子育てに忙しいうちにまた二人目を授かり、今年2月にめでたく二人目の赤ちゃんが生まれました。本当に嬉しくて、スペインで赤ちゃん服のお店の前を通る度に「これはどうかな?」と見入ってしまいます(^^;)

二人とも女の子ですが、こんなに小さいうちからもう性格って違うものですね!上のお姉ちゃんは活発で走り回ってはしゃいで、もうそのエネルギーにはびっくりさせられます。それに比べ、下の子は普段はおとなしくて一人でニコニコしています。ただ、お腹が空いて泣き出した時の声はすごいですが・・・。二人とも本当に可愛くて一緒の時間が嬉しい反面、「また1年以上会えない間にこの子達はどんどん成長して行くんだなぁ・・・」と思うだけで何だかちょっと切ないです。いる間は甘やかさせてね。

お土産をあける長女と床に寝てぱたぱたしている次女。

お土産をあける長女と床に寝てぱたぱたしている次女。

上の子を見ていて思ったのは、こんな小さな子供でも美しいものを見ると喜ぶんだなぁ、ということ。姉がハート形の大きな琥珀のネックレスをしていたら触って身につけたがるし、お花が咲いていると喜ぶし、ドレスがいっぱいある場所ではピンクのドレスに近づきたがるし・・・。しかも、その喜びが本当に全身で表す喜びなんですよね。見ていて本当に可愛かったです。子供の頃から美しいものに触れさせるって大事なんですね。

私もいろいろ用事があったので忙しかったのですが、何と姉はスーパーベビーカー(上部に子供が座れて下にもう一人寝られるタイプ!)を押して色々な所まで繰り出してくれました。新宿、渋谷(しかも道玄坂の繁華街の方まで・・・子供を連れている人なんて私たち以外いませんでしたよ)、目黒等々。しかも、「いいんだよ。私ははるきと時間が取れて嬉しいから。」と言ってくれて。

こうしてさらっと優しい事をしてくれる姉に感謝でいっぱいでした。私は自分に二人も小さい子供がいたら同じことができるかしら?「人の本当の優しさは言葉より行動で分かる」と言われますが、姉と同じくらい私も行動力を持ちたいです。

次女。4ヶ月でまだちっちゃかったです。笑顔が可愛くて癒されました。

次女。4ヶ月でまだちっちゃかったです。笑顔が可愛くて癒されました。

久々に帰国して姪っ子達とも触れ合う事ができ、姉とも色々な話をすることができて、本当に充実した時間を過ごすことができました。そして、姉に見送られて駅を後にする時には、姉への感謝と共に、また大切な友人や家族と離れて過ごすという選択の辛さを感じて涙が込み上げてきました。

確かに、私はスペインで新たな友人を作り、新たな生活を創り上げ、色々な価値観があることを学んできました。いまやスペインが私の生活の場ですし、夫が自分のやりたいことを実現するには日本は難しいということも分かっています。そうは言っても、期限を決めずに自分の国を出て、異なる文化の中で生活するということには寂しさも伴います。でも、それも含めて海外で生活するということなのでしょう。

来年また成長した姪っ子に会えるのを楽しみに。
来年懐かしい人たちの笑顔に会えるのを楽しみに。

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