冬休み4. 大晦日
大晦日はこっちでも一大行事。とは言え、大晦日前の大掃除というのはありません。それは・・・スペインではどこの家もヒジョーにキレイなので、きっと「一年の汚れを落とす」必要性がないからのようです。後は、お客さんをよく呼ぶ文化なので、いつもキレイにしておかないと大変なんだろうと思われます。
では、大晦日に何をしたかと言うと。。。
- いつもよりちょっと豪華なディナー
私たちはコチニーヨ(cochinillo)と呼ばれる子豚の丸焼きをしました。スーパーに行くと、お魚やお肉のトレーに半分に切られた子豚がお行儀よく並んでましたよ。この子豚の丸焼きはセゴビアの名物です。が、私は数口食べただけで脂にやられます。うっぷ。。。美味しいんだけどなぁ。
後は、私は焼き鳥の当番。焼き鳥だけじゃなくて、椎茸とエビの串も作ったりして、照り焼き風にオーブンで焼きました。家族には大好評で、エビ好きな私も大満足。スープは和風の味付けに細い野菜パスタを散らしたもの。上にちょっとだけ生姜を乗せてみたけれど、これも皆難なくクリア。
デザートはソルベとマスカルポーネ。美味だったけど苦しくて死にそうでした。。。
- 片足でブドウを食べる
去年もちょっと話しましたが、スペインでは新年を迎えると、皆で片足で立って2秒に1個のスピードで12粒のブドウを食べます。未だにどうしてそういうことをするのか分からないけれど、テレビでも皆片足で立ってマドリッドのSolにある市庁舎の鐘に合わせて食べるんです。番組によっては画面にパックマンみたいなのが登場するのも(笑)
今年は去年の教訓を生かし、私は小さなブドウの粒を用意してもらいました。ふふふ(^^)
- Hug & Kiss
無事にブドウを食べると、その後は皆でハグとキス。「明けましておめでとう!」と言いながら順番にしていきます。日本の改まった感じもいいけど、これもなかなか乙なものです。
- シャンパンで乾杯
無事にブドウを食べると、今度は皆でシャンパンを空けてお祝いし、後は3時位まで家族団らんで話したりして過ごしました。日本と違って、新年はゆっくり朝食(というかお昼?)を食べてのスタートです。日本のおせちやお雑煮がちょっと懐かしくなったけど、スペインで初めて迎えたお正月もとても楽しかったです☆
子豚たち、見慣れていないので、ちょっとグロいですね。
断面サイド、イヤじゃありませんか?
でもコラーゲンたっぷりでおいしそうです。
肉好きとしては、たまりません。
←ヨダレ
皮までおいしそうです。
> 片足で立って2秒に1個のスピードで12粒のブドウを食べます。
スペイン人の「煩悩の数は」たった12なんですかねー。(笑)
テーブルセットの☆がきれいです。 なんか幸せな気分になります。
あけましておめでとう今年もよろしくね
クリスマスから元旦までの日記お疲れ様。全部読ませてもらったよ
今年も賑やかにスペイン風に過ごしたんだね。大掃除しなくても大丈夫なのはいいね。確かに人を呼んだりしてるとしょっちゅうキレイにするもんね。うちもそれを目指そうっと。ふと思い出したんだけど、三年日記は続いてる
鑢さん
>子豚たち、見慣れていないので、ちょっとグロいですね。
>断面サイド、イヤじゃありませんか?
結構グロいですよ(笑)
でも、内蔵はなくて空っぽなので、意外とキレイな感じです。
セゴビアでは店頭に飾られている豚(肉)がそれぞれ人参を加えていて、それはそれで愛嬌がありましたよ〜
>スペイン人の「煩悩の数は」たった12なんですかねー。(笑)
こっちは大ざっぱな人が多いので、きっと日本人程マメに数えないんだと思います(笑)
>テーブルセットの☆がきれいです。
わーい、ありがとうございます!
クリエイティブなお仕事をされている人からお褒めの言葉をいただくと、本当に嬉しいです
あいあい
今年もよろしくね。
あいあいもそろそろお腹が大きくなって来た頃かな?いろいろ大変かもだけど、体には気をつけてね☆
>ふと思い出したんだけど、三年日記は続いてる?
続いてるよー。もう3年日記も2冊目。5年分くらいの出来事があって、読む度に「そうだったなぁ」って。
特に私はちょうど大学を卒業した頃から始めたから、毎年変化の多い日々だったなぁ、ってしんみりだよ。
たんげも赤ちゃんが生まれたらどう?