Haruki's way

〜スペイン・この不可思議な国〜

結婚式 in Madrid

式の後に写真を撮る新郎新婦。

式の後に写真を撮る新郎新婦。

9月12日には友人の結婚式に参加してきました。そう、以前独身さよならパーティーで日記に書いたエルビラ(Elvira)とダビッド(David)の結婚式です。このグループの友人の結婚式は、一つ目はメキシコ、二つ目はスペインのアンダルシア地方ウエルバ(Huelva)、三つ目はマドリッドと色々動いていたのですが、今回は三回目に引き続きマドリッドです。でも、前回の式とは違い、結婚式は教会で。そして、教会から各自ホテルの宴会場まで移動し、そこでパーティーが始まるという感じでした。

結婚式は王宮の近くの歴史ある教会で。当日は暑かったですが、とても雰囲気の素敵な歴史ある教会での式は、やはり趣があって良かったです。

新郎新婦と教会の脇で記念撮影。友人のドレスもそれぞれ個性があって素敵でした。

新郎新婦と教会の脇で記念撮影。友人のドレスもそれぞれ個性があって素敵でした。

今回の新婦のドレスには思わずびっくり。まず、スカートの部分がレイヤーになっていて、何とひらひらがハートの形に近くなっているんです!さらに、全部白はあまりに白すぎると思った新婦は、この白いドレスにショッキングピンクのハイヒールとショールを身に着け、さらに同じ色の花と白いパールがついた髪飾りでラフに髪の毛を留めていました。この斬新な取り合わせにはびっくり。時折ちらっと見えるヒールの色が何ともおしゃれでした。

披露宴の合間にこんな写真を撮っているのもスペインならでは?!

披露宴の合間にこんな写真を撮っているのもスペインならでは?!

その後は友人同士で軽く一杯飲んでから披露宴会場へタクシーで行きました。今回はマドリッドのあるホテルの最上階で。屋根はあるものの窓が全開で、風が通って気持ちの良い場所でした。

食事は何とビュッフェスタイル。スペイン料理を一口でつまめるようにしたようなものが沢山あり、可愛らしいものばかりでした。ハモン・イベリコの一口サンドイッチ、赤ピーマン色に染めた小さなコーンの中にタラとクリームチーズを混ぜたものが入っているおつまみ、ミニホットドッグ・・・。独創的な食べ物も色々ありましたが、個人的には野菜やフルーツがほとんどなくてちょっと胃に重かったかな。スペイン人の中には、「料理は席について一皿一皿サーブされるのが披露宴」と思っている人たちもいるので、そういう人たちから見るとちょっと料理が軽かったようです。まぁ、場所が素敵なだけに全部満足させるのは難しいかも知れませんね・・・(^^;)

皆で楽しく食事をし、おしゃべりを楽しんでいると新郎新婦の登場!(待たない辺りが非常にスペイン的?!)皆彼らが近づくと話しますが、もちろん司会もいないですし、披露宴の流れらしきものもなく、めいめいが好きなように過ごしています。

皆からのメッセージと写真を見る新郎新婦。

皆からのメッセージと写真を見る新郎新婦。

2時間位過ぎた所で新婦の父が詩の朗読。かなり長い詩でしたが、娘を思う父親の気持ちが出ていてなかなか良かったです。とは言え、娘を褒め称える詩だったのがちょっと微笑ましくもあり。「娘は高校に行き、大学に行き、どこでも良い成績を取り・・・」とか、「いつも知性と教養で周りの人を驚かせ・・・」とか、日本では絶対あり得ないと思ってしまいました(笑)(実際、スペイン人も「あれはやり過ぎだ」とか「スマートじゃない」と言っていましたが。)それに比べると、新郎の家族の作ったスターウォーズに手を加えた映画は、新郎新婦両方の「相手を探す旅」についてとなっていて、二人に焦点が当てられているのが良かったですね。

今回、私達からは、猫好きなカップルに相応しい猫型のポットにお札を詰めたもの、これにサラマンカのパラドール特別室の一泊二日宿泊プランをつけて贈りました。この特別室プランはどこのパラドールでもあるんですが、一泊300~600ユーロするので、自分達ではなかなか踏み切れない値段なんですよね。二人の素敵な思い出になると嬉しいです。

踊り過ぎて疲れてしまい、私達は午前3時過ぎに帰りましたが、他の友人達は5時近くまで残っていた模様。皆の体力には感心してしまいます。

これからの二人にさらに沢山の幸せが訪れますように!!

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