Haruki's way

〜スペイン・この不可思議な国〜

Normandie旅行記 5. モン・サン・ミッシェル

夜のモン=サン・ミッシェル。

夜のモン=サン・ミッシェル。

モン=サン・ミッシェルは数年前にどこかの旅行会社のポスターに載ってからというもの、日本人ツーリストの人気スポットになったそうです。宿のおばあちゃんによると、「4年くらい前までは日本人は誰も来なかったのに、いきなり大きなバスでたくさんの日本人が来るようになったのよねぇ。」とのこと。でも、人気の理由はわかります。本当に素敵な修道院と小さなお店が一体になった小島は、遠くから見るだけでも幻想的で、思わず魅せられてしまいます。

モン=サン・ミッシェルを建てた修道僧ですが、彼は建てる前に大天使ミカエルのお告げを聞いたそうです。「ここに教会を建てなさい。」と言われ、でも夢だと思って無視し続けたところ、「お前に証拠を残す。」と言ってこめかみに指を突きつけられたそうです。その修道僧が亡くなってから、その頭蓋骨に穴があいていることに他の人ガ気づいたとか。あるんですね、そんなことが!

麦畑の向こうに見えるのも幻想的。

麦畑の向こうに見えるのも幻想的。

羊の横断。のどかです。

羊の横断。のどかです。

建物の中では、修道院での生活(ストーブなし、食事1日2回、夜中にも起きて祈る等々)を聞きつつ、建物を見ることができました。一時期は牢獄にもなっていたそうで、なかなか面白かったです。周りは干潟のようになっていますが、潮が満ちると秒速1Mで海面が広がってくるそうで、馬で走っても逃げられないこともあるそうです。

この干潟がすぐ海に沈むんですねぇ。

この干潟がすぐ海に沈むんですねぇ。

修道院の内部。おちついた中庭がありました。

修道院の内部。おちついた中庭がありました。

ちょっと先はとうもろこし畑、陸地では羊がメェメェ鳴いていて、そういうのどかな風景も良かったですよ。

Tagged as: ,

7 Comments

  1. オレもこないだ行ってきたよ。
    確かに日本人が急に増えたみたい。
    変な日本人モデルが撮影やってたりもしてた。
    館内に歴史の変遷をたどる模型があって、意外と面白かったです。最初は小さかったんだな、と。徐々に大きくなっていって、今のような巨大建造物になる様子がよくわかりました。

  2. ノルマンディー旅行ですか.いいねぇ.
    モンサンミッシェル行きたいのだけど,まだ行ってません.
    こっちは今から日本を出発して,1週間パリ出張ですー.
    ニアミス?全然ニアじゃないか.

  3. >Goさん
    あれ、こないだって、、、アナタは勉強中の身じゃありませんか。フランスまで来るとはすごい!!
    私も歴史の変遷をたどる模型とか見ましたよ。修道院だけじゃなくて、今では宿屋とかバーとかまであの島にあるのも面白いですよね。
    でも、あそこの宿は周辺の宿の倍以上します。ご注意を。。。
    >fyufyu
    そうそう、今フランス出張中とは聞いてたけど、パリだったんだね。ノルマンディーのルーアンからパリなら、車で2時間位だよね。また美味しいもの食べてる?(^^)

  4. モン=サン・ミッシェルってさ、天空の城ラピュタのモデルになったところだったよね???行ってみたいなぁ。三枚目の写真は秀逸ですな。

  5. >rinrin
    あれね、車の上にカメラを乗せて撮ったの。夜光モードって難しくてねぇ。。。
    ちなみに、ラピュタ(=Laputa)はスペイン語では”La Puta(=Bitch)”と同じ発音になってしまうので、タイトルは「天空の城」のみなんだよー。

  6. そうなんだ。それにしては写真きれいだよ。ラピュタってそんな意味なんだね。そりゃまた運の悪い。ちなみに、今野というサッカー選手がイタリアに行ったらすごい事になります。下世話な話ですが。

  7. >rinrin
    あぁ、やっぱりイタリア語でもそうなんだ(笑)
    スペイン語だと河野(こうの)の方が危険かなぁ。。。(^^;)