La Alcarreña
先週末から今週水曜日まで、スペインでもいわゆるゴールデンウィークに突入です。こっちでは5月1日がMay Day、5月3日もお休みなので、今回は久々に長い週末をはさんだ連休(スペイン語ではPuente=Bridgeと呼ばれます)になりました。
今日はお休みを利用して、友達と一緒にマドリッドの北東にあるグアダラハラ(Guadalajara)という街の南、ラ・アルカレーニャ(La Alcarreña)という所に行ってきました。この村はガイドブックにもほとんど載っていないような場所ですが、ヤギ料理と湖&ダムの合わさった場所で有名です。ヤギ料理はCabrito(子ヤギ)と呼ばれている子ヤギのオーブン焼き&煮込みが有名。ヤギはCabraだから子ヤギはCabritaと呼ばれると思っていたけれど、なぜかCabrito。どうして男性形??
ちなみに、Cabrón(カブロン:「ロ」にアクセント)は雄ヤギを意味しますが、俗語だと「妻に浮気された夫」!さらにスペインでは「野郎、畜生」という意味にもなるので、くれぐれ〜も子ヤギを頼む時にCabrónと言わないように(^.^;)
湖&ダムはマール・デ・カスティーヤ(Mar de Castilla; Sea of Castille)と呼ばれていて、1950年代に湖と合わせてダムにしたもの。すごくキレイで、しかもそのダムの周りにはお城の一部が残っていたりして、とても素敵でした。
さらに車を少し走らせた所にはMonasterio de Monsaludという修道院が。12世紀に建築されたものだそうです。名前で分かる人には分かると思いますが、Monsaludはフランス語のMon Salud (My Health)から由来していて、フランス系の修道院だったそうです。その後は略奪にあったりして、今では聖像も何もかも盗られてからっぽです。
実は中には入れず、外から見るだけになっていたのですが・・・塀を乗り越えて中にも入っちゃいました!
中は階段あり、中庭ありで本当に面白くて、草むらから岩の塀を超えるのも楽しかったー!すっかり童心に帰って擦り傷だらけになって草むらを歩き回りました(^^;) こういうガイドブックにもあまり載っていないような場所にも歴史が息づいていて、そういう歴史と現代が共存しているのがスペインの魅力かな、と思った一日でした。(でも、田舎の生活は苦しいとも思うけど。)
すごい楽しそう!!!特に塀を乗り越えるあたりが!
素敵な休暇をすごしてね〜♪
あたしは5/27にまた英語でミュージカルをやります。「赤○のアン」
練習があるからゴールデンウィークもどっか遠出とかはできなさそうだけど1日だけ父と山登りに行ってくるよ!
相変わらずスタイルいいですね〜!!
この前、フランスだかイタリアかで妻の愛人がすぐ逃げられるよう
昔の家は玄関の他にもう1つの裏口を用意してたって番組が。。
ヨーロッパでは“妻の浮気ネタ”をよく耳にしますが
いまだにある話ですか?(^^;)
>まゆちゃん
まだミュージカル魂は生きていたんだね!でも英語でなんてすごいね〜!!
山はどこの山かな?お父様とのひと時、楽しんできてね☆
>木綿子ちゃん
いやいや、スタイルは、、、スペインの遅くてボリュームの多い食事ですっかり変形してしまったよ(^^;)
浮気に関しては、ヨーロッパには驚く程多彩な表現があるよ。
こっちって愛人とかそういう話がよくあったみたいだよ。あと、日本よりおおっぴらなのかなぁ。
スペインでは、「牛の角を夫に対して立てる」って言うと他の人と浮気していることだったりするし。
あとよく言われるのは、「聖母像はその画家またはパトロンの愛人がモデルであることが多い」ってこと。なので、絵を鑑賞する時は「こういう女性が好みだったのね」と思って観ると面白いなり☆
そうそう、ひとつこっちの人に言われてびっくりしたんだけど、「こっちの女の人っていうのは、恋人がいようといまいと狙った獲物を捕ろうと頑張るから、彼と一緒に外出する機会が減ると盗られるよ。彼が一緒に外出したい、って言ったら、何はともあれ彼にあわせて一緒に外出するのが円満の秘訣」と。
これを初めて聞いた時はひぇ〜、って思ったよ。
うわー、一番左の写真のところに行きたいなー。
Harukiの日記を見てると、プチ旅行が味わえて面白いよ。
スペイン行きたーい!!
あなうらやまし♪
まさしく、絵になる風景ですね!
崩れかけた修道院!
背徳の美女!
妻の背信!
小ヤギ料理!
物語ができそうです♪
聖母ってそうなんだ!!!
絵の見方、勉強になりました!
レオナルド・ダ・ヴィンチも恋人(オトコ(^_^;)に似せたとか、自分の顔を聖母(?)に似せたとか言われていますが、Harukiさんの話でなるほど納得しました。
ヨーロッパの女性ってハンターなんですね!
フランス語でもコキュって言いますよね。
どこから来た言葉なんでしょうか?
>ユカちゃん
喜んでもらえて嬉しいよ(^^)
日本だとこういう景色があっても、何とかして電線が写真に入らないように、、、とか結構苦労した覚えがあるよ。
スペインの田舎は広々としてて良いよ〜☆
>ウェイシーさん
>物語ができそうです♪
確かに!でも、「背徳の美女」はどうでしょうか。。。
「妻の背信」、こっちにはいっぱいですよー!だから夫もうかうかしていられません(笑)
カップル単位での行動が多いのはそのせいでしょうかねぇ。
ゴヤの「カルロス4世家族図」ってご覧になったことありますか?あの王と王妃の間が微妙に空いているのは、「その王妃の子供達の本当の親は宰相である」というゴヤの皮肉が表れているそうですよ。
そして、フランス語のCocuを知っているとは!
彼に聞いてみた所、この単語はカッコウ(coucou=他の巣に自分の子供をいれて育てる→責任なし?!)から来ている単語とのことでした。
14世紀くらいから使われているみたいですよー。歴史の深さが伺えますね(笑)
わーー!詳細をありがとうございます!
いやー予想以上に「ヒエ〜(**)」です(笑)
これなんて特に↓↓
【恋人がいようといまいと狙った獲物を捕ろうと頑張る】
情熱の国の女はやはり!激しいんですね〜
ぜったいその勢いに負ける。。
男も誘惑に負けないでよー!!って感じもしますね(^^;)
あの絵は見たことありますが、そんな意味があったとは!
ひぇ〜〜〜、ゴヤってやりますねぇ♪
カッコウでしたか!
カッコウの「託卵」は有名ですね。笑
まったく!歴史の深さ、自然観察の鋭さが伺えます。。。。笑
(^^ゞ
>木綿子ちゃん
ちなみに、彼のお母さんにもおばあちゃんにも同じことを言われました。。。「夫が一緒に外出しようと言ったら、何はともあれ自分の仕事は放っておいてでも外出した方がいい」とか、「夫が一緒に外出したいって言うってことは愛情の表れなんだから、それに対して家事や勉強が忙しいなんて言っていたら他の女の人に盗られるわよ」とか。
これは、密かに「自分の子供(孫)だから言うのではないだろうか」と思ったけど、どうもそれだけでもないみたいよ〜。
そして、男は誘惑に弱い生き物ですな(^^;)
>ウェイシーさん
「託卵」なんて言葉知りませんでした!勉強になります(^^)
ゴヤの絵は他にも面白いのがいっぱいですよ。
あの絵は王を威厳がある感じに描かなかった初めての絵と言われていますし、王家の人を13人描いている辺りも不吉ですし、見始めると当時の画家の着眼点にびっくりします。
他にも、「裸のマハ」が衝撃的ということで1世紀以上お蔵入りしていたとか、「巨人」は小さな絵でどれだけ恐怖を表せるかの実験だったりとか、絵にまつわる話を聞くとさらに面白いですよ☆
↑Harukiさん、ヨーロッパってキビシイですね!
夫も妻も「カッコウ」や「雄ヤギ」にならない為に目を光らせてるんですね!(^_^;)
お母様やお祖母様も実践者なんですね!子育て中はどうするんでしょうか?
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