パリ旅行記 1.総括
言わずと知れたエッフェル塔。さっと視界に現れた時には本当に感動しました。
先週末から昨日まで４日間パリに行ってきました。 マドリッドからは飛行機で２時間弱ということで、行こうと思えばすぐ行ける距離にあるんですがなかなか行けず・・・今回が初めての旅行でした。
今回のパリ旅行は、実は私が計画。私の彼はパリで生まれて５歳まで育ったので、彼の生まれ育った場所を見たいというのが一つ。日本の友達がちょうど３人パリに滞在中で、彼女達に会いたいというのが一つ。あとは、彼も私もスペインでちょっと煮詰まってしまったので、少し外の風に当たりたくなったというのがもう一つ(^^;)
私も既にスペイン滞在歴は２年以上。スペインの生活にも慣れ、スペインの良い所もたくさん知ってはいるけれど、それでもスペイン人の考えや行動の仕方に時々閉塞感を感じることもあるんです。自分の国や村が一番と思って幸せに住んでいる人達だから、彼らにとって当たり前のことは尊重して許容しようと思う反面、その「常識」があまりに不当だったり偏っていたりすることもしばしば。。。私の彼はスペイン人ですが、やはり人生のほとんどをスペインの外で過ごした人なので、言葉は完璧でも何かが違う・・・。というわけで、この二年間、スペイン文化に溶け込もうとしつつ、やっぱりスペインは濃い国だと感じつつ、試行錯誤で過ごしてきました。そんな私たちにとって、今回の旅は一服の清涼剤でした。
Moulin Rouge。Moulinって風車のことだったんですね。ちなみにスペイン語ではMolino。言われてみると近いです。
パリはマドリッドより随分寒かったですが、本当に素敵な場所が多く、寒さも何のそので歩き回ってきました。エッフェル塔、ルーブル美術館、セーヌ川、モンマルトル、ノートルダム寺院・・・パリの美しさは本当に感動的でした。建物の中には、マドリッドにあるものに似ている物もあり、改めて国の近さを感じもしました(^^)
- フランスとスペインの共通点
1. 道に犬のフンが多い。。。東京はキレイだ！
2. お洒落な場所のインテリアはどちらも素敵
3. 電車内で音楽を演奏してお金をもらう人がいる
4. 街に緑や憩いの場が多い
- マドリッドの方が良いこと
パリ・オペラ座
1. 物価が安い！フランスは高い〜。
レストランのお皿一品で１５ユーロとかが普通でした(T_T)
2. 太陽
スペインの太陽は人を幸せにします♪
3. 地下鉄。パリの地下鉄は薄暗いし臭い。。。
- パリの方が良いこと
1. ファッションセンス！
スペインの激しい色の組み合わせ、見る分には面白いけれど真似できない(>_<)あと、フラワーアレンジもスペインはまだまだ野暮ったいのが多いです。
2. パン
スペインは素朴なパンがある程度で、フランスのパンの美味しさと種類の豊富さには脱帽。
3. 人がお上品
街角や教会で賑やかな人達は大体スペイン人かイタリア人だった。。。ま、人によっては「だからスペインの方が良い」ってなるのかなぁ。
モンマルトルで見つけたカフェの椅子。いかにもフランスです。
今回パリでは４人の友人に会う事ができました。一人はフランス人で日本にも一年滞在したことのある人。私と私の彼がとても親しくしている友人で、本当に心優しく頭の良い紳士です。若干16歳にしてある会社のコンピューター関連の仕事を手伝うようになり、25歳で自分の会社を作り、今はスイスのジュネーブとパリを往復する生活をしています。今回は、彼が私たちの旅行の日程に合わせて時間を作ってくれ、さらに私たちの再会を祝してレストランに招待してくれました。彼は私たちの婚約式の時にもマドリッドまで駆けつけてくれ、その人を大切にする姿勢にはいつも温かい気持ちにさせられます。
ルーブル美術館
二人の女の子はパリの音大の学生さん。一人はピアノ、一人は声楽を勉強していて、どちらもとてもしっかりしていて面白く、すごく優しい人達です。ピアノを専攻している女の子とは、私が日本で会社勤めをしていた頃にアテネ・フランセというフランス語の学校で知り合いました。当時日本の音大の学生さんだった彼女は、「いずれパリで音楽を勉強したい」と言っていて、当時の私は「パリで修士の勉強をしたい」と言ってました。すごく気が合って、一緒にお茶をしたりフランス映画を観に行ったりしてました♪私は思いがけずスペインになりましたが、彼女は当時の目標をそのまま持ち続け、パリで生活をしています。
もう一人の声楽を専攻している子は、実は私の親友の妹さん。パリで勉強するよう教授に勧められ、そこで決心して２、３ヶ月後にはパリにいたという、またまた行動力のある子です。彼女の歌を聴きに行った時には本当に感動しました。
夕暮れのパリは郷愁とも言えるような温かさ・寂しさを感じさせます
そんなこんなで、３人でパリで再会し、つもる話もあってたくさん話し、幸せな一時を過ごすことができました。ありがとう(^^)
もう一人の友人は６０代の女性で、またまたアテネ・フランセのご学友で、そのエレガントな身のこなしと素敵なお召し物から「マダム」と呼ばれていました（笑）彼女は５０代からフランス語を勉強し始め、時々フランスに一人で滞在しては語学を勉強しています。授業の後、よく二人でお昼を一緒にし、そのまま６時位まで文学や哲学、比較文化等について話したのが本当に懐かしいです。世代の違う友人を持つことは素晴らしいなぁ、と感じさせてくれる友人の一人です。今回は彼女のアパートにて和食をご馳走になり、一緒にルーブルを散歩しながらフランスの歴史を色々教えてもらい、本当に幸せな時間を共有しました
パリの何気ないお店の色使いに思わず足を止めることが何度もありました。
私自身、パリに滞在して色々な美しい物に触れ、自分の中のテイストや今後したいことが少し明確になった気がしました。私の彼も久々にフランス語を使うことができてちょっと生き返ったようでした。今度は美術館に是非行きたいなと思いつつ、充実した旅と時間を割いてくれた友人に感謝しつつ、大満足で帰ってきました☆
おお、色々と、お世話になっています。
そして、ムーランルージュ、はじめて風車だと知ったよ。面白かったと、ウチの家族は言っていましたが、Harukiは中入りましたか〜？
スペインもパリも、いつかは行かない（パリは行ったことがあったかも！）といけない場所だとは思うけれども、中々余裕もなく。
Harukiの交友関係は、とってもバラエティーに富んでいて、面白そう。それは、人との交流を拒絶しない、性格のたまものなのかなぁ〜と時々思うよ。
初めて行ったヨーロッパの都市だったせいか、
適度にいい加減なのが性にあっているのか、
いまだにパリが一番落ち着く都市やね。
ユーロになってから、物価の割高感は確かにあります。
フランの時代は、日本に比べても物価は安かったけど。
オレのお気に入りは、モンマルトルの丘からの眺め。
石の文化であることが実感できます。
あとは北駅のおしゃれな雰囲気かな。
はるきがスペインに行ってからもう二年以上かぁ。早いねぇ。二つの寮には泊めてもらったけど、スペインにはまだ行けそうにないなぁ
パリは二時間くらいで行けちゃうんだね
島国日本にずっといる私としてはそれも驚き
時には新しい景色に触れることも大事なことだよね
ネコどん
いやいや、こちらこそ妹さんからマカロンをもらってねぇ。
本当に美味しかったよ！
夕飯でお腹いっぱいで死にそうだったのに、興味を抑える事ができず、その晩真夜中過ぎてつまんだよ（笑）
Moulin Rougeは行かなかったよ。
あと、あの辺りはいかがわしい系の物が盛りだくさんだったよ。
それはそれで見所ではあるのかも知れないけど、家族連れにはお勧めできないかも
＞スペインもパリも、いつかは行かない（パリは行ったことがあったかも！）といけない場所だとは思うけれども、中々余裕もなく。
いつでもいいよー。スペインは逃げないよ
＞Harukiの交友関係は、とってもバラエティーに富んでいて、面白そう。それは、人との交流を拒絶しない、性格のたまものなのかなぁ〜と時々思うよ。
いやいや、拒絶しないで変な人にいつも好かれていたのはねこどんの方だよ（笑）
私はただ単にラッキーなんだといつも思うなり☆
Goさん
＞いまだにパリが一番落ち着く都市やね。
何だかお洒落な発言ですねぇ。
しかし、パリが「適度にいい加減」ならスペインはしんどいですよー
＞オレのお気に入りは、モンマルトルの丘からの眺め。
私も感動しました！石の白さがキレイでした(^^)
パリは東京のように高さのある建物が少ないので、広々とした感じがしましたね。
最近Tour Montparnasseというビルができて、それがにょきっと出ている感じでしたが。
パリで再会も面白そうですねぇ♪
あいあい
＞二つの寮には泊めてもらったけど、スペインにはまだ行けそうにないなぁ
そうだったねぇ。あいあいは両方の寮に来てくれたんだった！
あと、会社帰りとかにも待ち合わせしたよねぇ。懐かしい☆
あいあいは今赤ちゃんのことで毎日が新しいはず！
だから旅行の必要はないかもね
でも、時間ができて気が向いたらいつでも遊びにきてね。
今度会えるのを楽しみにしてるよー
おかえりなさーいｖ祝ﾐｸｼｰ帰還
パリでは有り難うございました！
一杯お喋り出来て楽しかったですｖ
日本でも中々会えない存在だったから、こんなにしっかり喋ったの初めてかも？？
でもやっぱりマイおネェちゃんだなって思った！
オリーブ早速頂きました！
美味しいｖ
パプリカがスタッフされてるのですよね？
スペインのオリーブってパリで手にはいるのより、よりお酒と合う気がする!!
味がしっかり目なんですかね？
止まらなくなる。
そうそう、ウシブタマグｖ大切に使いマース
一人暮らしの物の無さを良くご存じで！
もの凄い有り難い存在。
あ、メトロの異臭…やっぱクサイですよね。私も慣れたはずなのにまだ鼻につくときがあるもん。
住宅街の道端ももの凄い臭いし、パリは汚すぎ〜！
また是非いらして下さい！マカロンはパリに来たら食べなきゃいけない物の１つだと思うので、誰か来たときにはあそこのお店のマカロンを強制的に押しつけてます。地元のパン屋とパティスリーを自慢し始めたらお仕舞いだな、と反省しつつ。
はるきの手土産はオリーブが多いのかしら＞ウサギさんのコメントより
ま、それはいいとして、
はるきの交友関係の広さには驚きだよ。
英語圏ならまだしもフランスにまでいるなんて。
そしてフランス語の語学学校に通ってただなんて。
今回はショートステイだったようだけど、
近いんだしまた行って見てくだされ。
ウサギちゃん
ただいまー！
ウサギちゃんとメトロでバイバイした後、無事にJussieuから待ち合わせのモスクに行けたんだけど、途中で色々な人に道を聞かなくちゃいけなくてねぇ
“Bonjour, Madame”と聞いた後で、「しまった、かなり若めの人にMadameはいかんかも！」とか、いろいろ悩みながら歩いたよ。
フランスは、フランス料理ももちろん美味だけど、歴史柄かヴェトナム料理やアラブ料理も美味しいね。
「イギリスに言ったら美味しいインド料理が食べられる」っていうのを思い出したよ（笑）
今度はスペインに遊びに来てね！
ヨッシー
うん、私の手土産はオリーブとハムが主流です！
ハムの良い所は場所を取らないこと、オリーブの良い所は缶だと持ち運びに気を遣う必要がないことかな(^^)
あと、スペインらしいものっていろいろあるけど、いきなり闘牛やフラメンコグッズもらっても嬉しくないだろうしねぇ
＞はるきの交友関係の広さには驚きだよ。
＞英語圏ならまだしもフランスにまでいるなんて。
ふふふ、しかし知り合ったのは日本なのだ
フランス語は高校で１年間必修で（っていっても、be動詞とかの暗記程度だったけど）、その後大学の第二外国語に選択したの。それが結構厳しかったので、その後も役に立ったみたいだよ。
後は、私法学部だったのに文学部の科目ばかりに興味があって、フランス文学の授業とか取ってたから、何かしら続けたかったのかなぁ。。。（そして、法律にはあまり合ってなかったことを思い出した・笑）
おぉ〜！
パリに行ったんだね♪
エッフェル塔は、道路向かいのシャイヨー宮？からの写真だね♪
ここもそうだったけど、モンマルトルの丘の入り口でミサンガを売りつけようとしていた、南米系？アフリカ系？の人がたくさんいたのを覚えているよ(笑)
とにかく、歴史が凝縮した街・パリだから、本当に一通り楽しむにはまとまった時間が必要だよね。
2時間距離にあるのがうらやましい
Cim
シャイヨー宮だったかな？大きな建物はあった気がするけど。。。
公園の名前はTrocaderoだったよ☆
＞モンマルトルの丘の入り口でミサンガを売りつけようとしていた、南米系？アフリカ系？の人がたくさんいたのを覚えているよ(笑)
私もつかまったよー。
「ただやってみるだけだから！」とか強引に始める人達だよねぇ。。。私の彼は買ったけど、私は最後まで「彼ので十分。私はほしくないです。」って言ったら怒って腕から外していなくなったよ
Cimは新婚旅行でパリとロンドンだったよね？
どっちの旅も思い出に残るものになったんじゃないかな(^^)
アテネ・フランセって御茶ノ水のですか？
５０代から勉強なさったマダム
はるきーた・ファンの広がりを感じます♪
↑ひたすらため息〜〜〜。
良き友良き酒良き街良き愛。。。。。
プリンさん
＞アテネ・フランセって御茶ノ水のですか？
そうですよ。遠藤周作も確かアテネフランセで勉強したはずです。
学校自体はなかなかオンボロですが、交通の便も良く先生も親切で、本当に良かったです(^^)
>はるきーた・ファンの広がりを感じます♪
いえいえ、私がマダムのファンな位ですよ（笑）
パリは歴史のある建物や素晴らしい美術品も一杯です。
プリンさんなら既に色々ご存知かと思いますが、きっと楽しまれると思いますよ