友人のお家拝見
この前指輪作りをしたことについて日記に書きましたが、その時にお邪魔した友人Yさんのお家が本当に素敵なので、本人の了解を得て今日はちょっとご紹介です。
前の日記に既に書きましたが、Yさんは日本人のアクセサリーデザイナー、旦那さまはデンマーク人です。では、ちょっとこの前の日記の抜粋を。。。
**********************************
夫妻の生活スタイルは、シンプルでいてお洒落、自分の身の丈に合わせた感じでとても清々しいです。余分なものは持たず必要なものは最小限に絞ってあるため、すっきりとした部屋に鮮やかな色使いが映えます。旦那さんの趣味がアンティークポスター収集だけあって、時々変わっているポスターがまた素敵なアクセントになっています。
**********************************
時々遊びに行く度に、整然としたリビング、シンプルな部屋にポップな配色が施された家具、かなりの頻度で変わる素敵なアンティークポスター、そこに外の街路樹の葉からこぼれる光が入る様子に心が和みます。カラフルな色を使うとどうしてもごちゃごちゃしやすいと思っていたんですが、Yさん宅は余分なものがないから本当にそれらの色が引き立っています。
やっぱり家の中は旦那さんのデンマーク(北欧)テイストが入っている感じ。
でも、「北欧は外が暗いから明るい色を好んで使う」と言われているらしいですが、マドリッドではそれとはまた違って、「外の陽射しが明るいから色も明るいものが沢山」というのが面白いところ。というわけで、こっちでも普通に馴染んでいます(笑)
私は日本のナチュラルカラーが多い部屋も好きだけど、こうして余分なものを取り除いた上で色を楽しむ遊び心もまた好きです。
- リビング
壁にかかっている額が噂のポスターで、1ヶ月に1回位は替えられています。ポスターが大きいと雰囲気が大きく変わって面白いです★
手前にあるのはソファ。
「こう色が激しいと、そういう色に飽きちゃうのでは?」と思う人もいるかも知れませんが、心配ご無用。
このソファはカバーが4つあるそうで、取り外して洗うことが可能です。水色、ピンク、緑、黒とあるので、実は普通のソファよりイメージチェンジがしやすいんです。彼女とお茶をする時は、この窓際の小さなテーブルで外を見ながら話しますが、本当に今の時期は新緑が美しくて清々しいですよ。
- 食事スペース
ソファの裏のお食事スペースも色んな色が絶妙のバランスで組み合わされています。全体的に暗めのトーンでも大丈夫なのは、どこまでも真っ白な壁と天井のお陰ですね。仕切りのようなものはYさんのお手製で、たくさんのリリアン糸(なつかしい!)みたいなものでできています。上は天井すれすれまで届いていて、糸を垂らしているパイプが天井と壁にフックで固定されています。こういうシンプルな仕切りがあるだけで食事スペースが落ち着いたものになるから不思議(^^)ソファの影には旦那さんが「閉店したイタリア料理店の前で拾ってきた」というガラスの棚のようなものがあります。階段状になったガラス板なんですが、それをまた壁にうまく取り付けて植物を置いていて、そういうアイディアの数々に脱帽です。
- ベッドルーム
読書が大好きな夫婦なので、もちろん両側に読書用ランプが。この部屋もじゅうたんがピンクでびっくりですが、壁も洋服ダンスも真っ白なので、これまた素敵にバランスが取れています。壁にかけられた小さな鏡も可愛らしいです☆
彼女も昔は日本風の落ち着いた自然な色が好きだったそうですが、やはり海外生活が長くなるとインテリアに対する考え方も変わるらしく、さらに色のテイストも少しずつ変わって、今は元気な色の服を着るのが大好きだとか。確かに、緑のジャケットを着こなしたりピンクのベルトをさり気なくつけていたり、本当に彼女らしいお洒落を見るとこっちも嬉しくなってしまいます。
彼らから学んだことは、その色使いもそうですが、必要なもの以外は持たないという姿勢です。彼女が、「マメにポスターを替えたり新しい情報を手にいれたりできるのは、普段そこまで使わないものは手元に置いてないからだよ。物が多いと豊かなようでいて、実は物の管理にスペースも時間も取られちゃうでしょ。それに新しい物が入りにくくなるし。」と言っていました。これは私も同感。確かに、物がたくさんあるのは良い事かもしれないけれど、物が多くてスペースにぎゅうぎゅう詰め込んでいるのは、豊かな生活のようでいてどこか潤いがなくなっていく気がします。それに沢山あると物の把握も難しくなるし。。。
Yさんのすごい所はそれだけではありません。持ち物のシェイプアップを常にしていることです。彼らの場合は既に持ち物は厳選されているんですが、生活スタイルがちょっとでも変わると、それに合わせて使わなくなったものを欲しい友達にあげているんです。私もそのお裾分けに預かったことがあり、しっかりしたバスタオルセット4枚(彼らは少し小さめののみを使うようになったとか)、赤いジョギング用パーカー、白いジップアップニットをいただきました☆私も彼女に洋服をいくつかプレゼント。持ちつ持たれつです(^^)
今あるものを大切に、使わなくなったものは責任を持って他の場所に役立てられるように手放す。ムダのない清々しさを感じます。
いいねぇ素敵なインテリアに囲まれた生活.
自分もこれまで「スペースがないからできない」と言い訳していたけど,
コツは所有物を減らすことなんやね.
しかしそれはスペースを確保するのと同じくらい難しいな...
確かに北欧って「原色」ではないけど、
はっきりしたコントラストの色使いのイメージがあるよね。
日本の京浜急行の電車は、
スウェーデンだかノルウェーだかのデザイナーがやっている電車があって、
赤と青の一見派手なんだけど、意外と落ち着いた色使いで感心した覚えがあります。
Yukioさん
そうなんです、かなり難しいんですよ〜
でも、要不要を見極めるのも技術だな、と最近気付きました。
やればやるほど慣れてきて、慣れると本当に好きなもの以外は欲しくなくなってくるんですね☆
Goさん
その京浜急行の電車、面白そうですね!
車内も鮮やかなんですか?全然知りませんでした
日本にはReal Simpleっていう雑誌があってちょくちょく読むんだけど、まさにそれに書いてある様な感じの暮らしをしている友人なんだね。シンプルなんだけど貧相じゃなくて、そこで暮らす人の個性がにじみ出てくるインテリア。見習いたいです。
ちなみに俺の奥さんは京急沿線出身で、独身時代も今も俺は良く乗るけど、少なくとも椅子の生地はボルドーに近い赤と、青が入っていた気がする。外観は赤と白しか見たこと無いけどね。
こんちゃん
Real simpleって、私が日本を発つ直前くらいに日本にも紹介されたの覚えてるよ!
英語版の美しさに惹かれて一度買っていて、日本のは創刊号だけ買った覚えがある
ところで、Real Simpleの紹介を見たら「女性誌」とあったよ!
でも、色とかデザインとか私は大好きだし、普通のファッション雑誌とは一線を画す位洗練されていると思うよ。
そういうものをチェックしてるのは流石こんちゃんだよね
今度は旦那の了承を得て、
はるき宅を拝見させてもらいたいものです。
きっと綺麗に片付いてるんだろうなぁ
ヨッシー
もう台所は公開済みだよー☆
他の部屋は・・・っていってもそこまで部屋数ないけど・・・もうちょっとしたらかな。
今度友達を我が家によんでディナーなので、その時のものでも!
>きっと綺麗に片付いてるんだろうなぁ
ふふふ、物は減らしたよ(笑)
片付いてるかどうかは・・・日によって違うなり。
なにー、焦るかと思ってたので
しっかりやられてしまいました。
そうか、ホームパーティーをやるから
散らかしておくわけにはいかないんだね。
ふと気がつけばもう5月だけど、
部屋の片付けはほとんどといっていいくらい変わってません><
今までの教材とか、アンタッチャブルなところが多すぎるんだよね。
ステキだわ!!!
色の氾濫でなく、抑えるところは抑え、強調するところは強調する。というメリハリが利いたインテリアですね!
しかも白い壁に鏡使いのセンス抜群!
緑あふれる景色が見える白いドア
日本のドアってなんだか味気ないです。
小さなカフェで何のお話なさってるのかな?
ソファーカバーのターコイズ・ブルーは私の大好きな色だし、ベッド・ルームの色使いも大好き♪
手作りの間仕切りもあったかくていいわ〜
>『Real simple』
↑わたしも何冊か買いました!
「シンプル・ライフ」関連書籍?を買って、ただ今実践中ですが、研究はほどほどにして実行せねば!
必要なものだけを持つ暮らし
今現在のわたしの「お片づけ熱」がさらに高まりそうです。(片付けてないからお片づけ熱が。。。
)
はるきーたのホームパーティ記事、何時かなぁ?ワクワクワク
ヨッシー
そう、ホームパーティーが多いとキレイにせざるを得ないのです。。。
でも、やっぱり皆をよんで何かをするのは楽しいし、片付いている家は住人としても心地よいよね
ヨッシーの部屋もそのうちまたbefore afterを載せてねん♪
プリンさん
ね、素敵なお部屋だと思いません?(^^)
ものが多くないからこそ模様替えも苦にならないらしく、私も見習うべきことばかりですよ。
>「シンプル・ライフ」関連書籍?を買って、ただ今実践中ですが、研究はほどほどにして実行せねば!
分かります!私も本から入ってしまうタチなんです
でも、研究も楽しいですよね。
最近は本の整理をしていますが、本当に自分の本で好きなものばかりが手元に残ってきた気がします☆