Despedida de Solteros第三弾
先週末は友人の独身さよならパーティーがありました。これについては何度か書いたので、他の人のケースについて知りたい方はこちらとこちらの日記をどうぞ。
今回の主役はエルビラ (Elvira)とダヴィッド (David)。大学時代に知り合った彼らは既に付き合って10年以上、一緒に住んで3年以上経つといいます。「いつか結婚するかな」と思っていただけに、二人が結婚すると聞いた時は皆で大喜びでした。
さて、今回の独身さよならパーティー、二人の都合と私達の都合がなかなか合わないこともあり、何と休暇でタイに行った二人の帰国日に設定。(既にかなりのハードスケジュール!)二人はスペインのお祝いにありがちな、「夕方から夜遅くまでのパーティー」だと思っていたようですが、予想を裏切るべく私達は朝から空港へ。二人の到着を待ち構え、到着した途端に一斉に「新郎新婦、万歳!(Vivan los novios!)」と叫びました。ダヴィッドは感激し、エルビラは恥ずかしさで顔を隠していたのが印象的でした(笑)
その後は、こちらの流儀に従い男女別でお祝いをすることに。私達女性陣は、事前に用意したカウボーイハットをかぶり、白いシャツで準備をしていたのですが、エルビラにもおそろいで色違いのカウボーイハットをプレゼント。そのまま車で第一の目的地に。最初の目的地はMedina Mayritというアンダルシア風お風呂です。スペインはアラブの伝統を色濃く受け継いでいるので、実はアラブ的なお風呂がいくつかあるのです。特に、南部のアンダルシア地方にあるお風呂/スパは有名で、本当に芸術的とも言える建物があるんですよ。私達の行ったお風呂はマドリッドの中心地の大きな広場に面した建物にあり、外の喧騒とは打って変わって中は静かでびっくりしました。日本のお風呂とは違い、水着着用が義務付けられていますが、久々にゆっくりとお湯に浸かることができて幸せでした。エルビラは長旅だったこともあって、本当にリラックスしたと言ってくれました。
お風呂ですが、まず更衣室で水着に着替え、タオルを持って階下に。そこは大きなホールのようになっていて、お風呂ごとに壁が丸くくりぬかれたようになっています。そこを通り、まずはぬるいお風呂でゆっくり。その後もっと温かいお湯に浸かり、冷たいお風呂に入った後に「トルコ風呂(baño turco)」と呼ばれる蒸気のサウナで汗を流します。その後に、「休憩室」と呼ばれる部屋(お風呂と続いています)に入り、蛇口から出るアラブ風の甘いミント・ティーをいただきます。このお茶が本当に美味しくて、何度もお代わりをしてしまいました。友達の一人は熱いお湯に入っているのが途中から苦痛になっていました。日本人の方が寒がりとはよく言われますが、どうやら暑さには欧米人より強いみたいですね。
お風呂でさっぱりしてから、予め準備しておいたコスチュームをエルビラに着せました。今回の衣装はシンプルなもので、イメージはやっぱりアラブ風。白のタイツにモロッコでよく売られているような白い綿のシャツ、そしてベリーダンスに使えるような沢山鈴のついた腰巻き。(ベルトというには太いので、腰巻きに落ち着きました。)彼女のゴージャスなイメージにマッチして素敵でした★
お昼は隣の、これまたアラブ風のレストランで。ゆっくり食事をした後に友人の家へ行き、皆でシャンパンとレモンのアイスでデザート作り。さっぱりしておいしかったです!それから再び水着に着替えてプールに。ほとんど泳ぎはしませんでしたが、夕暮れの中で皆でゆっくりできたので、とても楽しいひと時になりました。
夕飯はまた市の中心まで出て、にぎやかな広場のテラスでタパスをつまみながら過ごしました。彼女も2週間タイ料理を食べた後だったので、久々のスペイン料理に舌鼓を打っていました。楽しそうな人たちが集う場所でお祝いをする、ということ自体が本当に嬉しくて、私もずっとニコニコしていました。
さて、スペインのお祝いはこの程度では終わりません。皆で夕飯を食べ終わったのが真夜中過ぎだったのですが、そこから近くのホテルの屋上のバルに。このホテルはマドリッドで一番素敵なと言われるホテルの一つですが、30分ほど待ってようやく入ることができました。入場料(+ワンドリンク)で15ユーロというのには「むむむ。やはり!」と思いましたが、そこはお祭り。思いっきり楽しまなくちゃいけませんね。上からの眺めは本当に素敵で、皆で沢山話もでき、とてもよい思い出になりました。その後バルでまったりし、最終的に皆と別れたのは午前4時近く。。。さすがに疲れましたが、エルビラが本当に喜んでくれたので疲れも吹き飛びました。何よりも、仲良くしている友達とこうやって時間を共有できるのは貴重ですね。次の日はお昼過ぎに起床でしたが(笑)
ちなみに、空港から別れた男性陣は男性だけの独身さよならパーティーを企画したのですが・・・こちらはかなりすごいことになっていたようです。最初は友人の一人の家のテラスでバーベキュー。そこまでは良かったのですが、何と酔っ払った一人が家の中にお酒をこぼしたりしたそうです。その後、夜になってようやく出かけたのですが、まずダヴィッドに仮装をさせました。それも女装!さらに、「ダヴィッドはストリッパーが見たいだろう」と変な気を利かせ(?)、予定していたストリップ劇場らしきところへ!ところが、回った3軒は全て休暇で閉まっていて(確認をしないのがいかにもスペイン人)、最後は怪しげな中国人の女の子たちがいるバーに行ったとか。そこで酔っ払った一部の男性が皆にご馳走し始め、さらにダヴィッドは疲れて帰りたいのに「男なら帰るな。死ぬまで歌って踊れ!」と言い出し、彼はへとへと。疲れて外に出れば出たで、怪しげな仮装を皆に見られ、恥ずかしくて死にたくなったとか。最後は半分怒っていたというので、ちょっと可哀想に思いました。友人は彼が「脱走」しないようにお金と家の鍵を奪い、「どうせ帰れないから我慢してもらおう。はっはっは。」と笑って取り合わなかったそうで、最後は私の夫がタクシー代を立て替えて送ったそうです。この辺りは、やはり私も夫もスペイン人のジョークがちょっと分からないなぁ・・・と思い、やっぱり私達は外国人だと感じました。(そして、それで良いと思う自分がいますが・笑)
というわけで、夏の休暇前の一大イベントが終了です!あとは休暇に向けて準備!!
Qué chulas fotos!!!
No puedo opinar respecto al texto .. jeje. pero es verdad que Elvira puede ser la modelo de los baños turcos! muy chula la foto.
Besos!
En efecto, unas amigas mías de Japón ya me dijeron que Elvira era como una modelo. A ver cuando me contactan los del baño turco para usar esta foto 🙂
Madre!! Ahora voy a tener que ir con gafas de sol para que no me reconozcan por la calle jejeje…
Lo pasamos genial, muchas gracias chicas!
Nosotras también lo pasamos muy bien! Espero que pudieras descansar después del largo viaje. La verdad es que después de volver a Madrid desde Tanzania, yo no puedo imaginar como pudiste estar despierta hasta la madrugada…!